クラウド・アトラス

 

~今、ここに生きていて、何かふと、このように思ったことはありませんか?~

 

この曲、どこかで聞いたことがあるような・・?

この場所、以前来たことがある。。

初めて会った人なのに「やっと会えた!」と瞬間的に思うことがある。

 

私はよくそのような事を感じています。

やっと会えたね♪

やっと会えたね♪

また私と会ったことがない方でも、何かのチャンスがありお会いできたとしましょう。その時に何かを感じてくださる方は、きっと私たちは、前世で繋がっていたのでしょうね。そしてこれからも違う世界で繋がることも考えられると思います。(もしかして恋人? もしかすると親子? もしかすると先生と生徒。そしてもしかすると運命の人?)

出会っては別れ、又出会い、その繰り返し。その中で過ちを犯しながらも魂は成長していくのです。この物語ではマトリックスの世界が蘇りつつ、 魂の再生・生まれ変わりの可能性のようなものも示唆されています。そしてエンドロールでは必ず驚きますよ♪

 

ずっと原作を読んでみたいと思っているうちに、とうとう映画化される日が来てしまいました。私は封切初日の一番最初の上映時間前には、ハット神戸のエグゼクティブシートに座り、「その世界」に入る準備をしていたのでした。独りででかけたので、当然お隣のシートは知らないおじさま。でもなぜか目が合うと、「とうとうこの時が来たね」と言わんばかりの言葉なしのメッセージを交わしたのでした。

 

まず最初にここで告白しますね。私は2144年・ネオ・ソウルに登場した反政府組織の科学武官ヘジュ・チャンに恋をしてしまったようです。しかし彼は特殊メイクで作られたジム・スタージェスが演じるものでありますが、私はいずれ、彼に巡り合える時がきっとくると信じています。この映画は正に時空と空間を超えての素晴らしい史上初の「ジャンルミックス」映画であり、実は私の心のどこかにも、いつも「今」の自分の存在と、軸を超えた世界=パラレルワールドにいる「自分」を感じていました。ですからこの「クラウド・アトラス」は私の人生観を変えた。のではなく、時には疑問に思っていたその事が、否定されなかったような、受け入れてもらえたような そのような不思議な安堵感でいっぱいでした。

 

 

流石のマトリックス映像♪アメリカならではのパロディーも必見です

流石のマトリックス映像♪アメリカならではのパロディーも必見です

舞台は19世紀から24世紀。過去・現在・未来にまたがる500年の6つのエピソードが、一見アトランダムな流れに見えて実はシーンからシーンへの繋ぎの一つひとつが完璧に計算された、圧倒的な映像で描かれていく。主人公の男を軸として、波乱に満ちた航海物語、幻の名曲の誕生秘話、原子力発電所の陰謀。人殺しの人気作家、伝説の革命家となるクローン少女、そして崩壊した地球での戦いが交差していく。そこの生きる人々は、姿が変わっても惹かれあい、何度も何度も出会っては別れ、争いと過ちを繰り返す。親子・夫婦・兄弟・恋人・友人・あるいは敵同士となっても、いつかはその愛を成就するために・・~

 

 

彼は美しかった・・

彼は美しかった・・

この映画をどのように感じるのかは あなた次第なのです。貴方の持っている感性は、きっとあなたの人生観を変えたり、もしくは私のように共鳴を感じてしまったり。もちろんまだ一回しか観ていません。この映画は 繰り返し見ることにより、更に深さを味わえる物になっています。最初に観た時はエンドロールで、っえぇ~そうだったの~?と驚きの発見があったりして、同時にじわ~っと感激が増したり。 これは絶対もう一度見なきゃ。と必ず思わせてくれるのですね。 

又 パンフレットを見てみないとわからないことも たくさんあります。私はヘジュ・チャンの画像があれば~という思いで 購入したのですが(^^)このパンフレットの重みは凄いものでした。この映画の誕生秘話や、イギリスで2004年に出版された原作の作家・ディヴィット・ミッチェル氏のコメントもValuable. (彼は実際に映像にも出ているそうですよ。私は当然見逃してしまいましたが、次回は是非・・ほんの数秒ですが。)

 

一人の俳優が何役もこなす。又6つのストーリがそうだったんだ!というように繋がっています。2144年のネオ・ソウルでの捜査官演じるジェイムス・ダーシーの演技も素晴らしかった。。彼は「自分を解き放っていいんだ」とこの映画が言っているような気がする。と言っています。

 

★~ウォシャウスキー姉弟。トム・テイクヴァ監督たちの魂の共鳴を皆様も感じてください。又2度目を見たときに こちらに私が感じたことをUPさせて頂きますね。

 

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