~瞑想~
Jasminの以前のサロンではmeditation roomにて、どのセッションにおいても瞑想から始まったのでした。
これは2003年のTIME誌によるDataをパネルにしたもので、以前の私のサロンに置いてあったものです。神戸メンタル美容研究所でも、少し古ぼけちゃいましたが、今もこの等身大のパネルは置いてあるのです。 今日はこのパネルに纏わるMeditationのお話をさせて頂きますね。
瞑想は古代からの修行として行われていました。しかし科学者は最近になって、瞑想することにより頭脳に何が起こるかを解明したのです。
Meditation Brain
① Frontal lobe(前頭葉)=ここは最も進化した部分で、論理だてたり、企画したり、情感や自己認識を司る。瞑想の間は、前頭の大脳皮質はオフラインに向かいます。
② Parietal lobe(前頂葉)=この部分は取り囲む世界についての、感覚的働きをし、時や空間に導きます。瞑想の期間中はスローダウンしていきます。
③ Thalarmus(視床・葉状体)=様々な感覚をここで流したり止めたりする、守護的働きをします。瞑想することにより、入ってくる感情量は、わずかなものに減少されます。
④ Reticular formation(網状の組織)=脳の番兵としてこの構造で刺激を受け取ると、脳に警報を鳴らし、反応できる体制にする。瞑想は覚醍振動を押し戻します。
Meditation Training
8週間の瞑想訓練の後、脳波のパターンは、顕著な変化を示します。即ち、誘発された意識思考のアルファ波から、深いリラックス状態を支配するシータ波に、シフトしたことがわかるのです。(画像が見にくくなっていますが、サロンにいらして頂ければパネルがございます)
Wave Change
はじめて瞑想をする人でも、ベータ波の減少を示します。即ち、大脳皮質が通常よりも情報処理をしない状態です。かれらの20分の瞑想のセッションの後、ベータ波の活動は著しく低下します。これは右側の’Before Meditation’の写真のParietal lobe (前頂葉)の両側に見られる明るい(赤や黄色の)色が、瞑想の後(右の写真)では、なくなっていることがお分かりでしょう。
さて、ご説明はこれくらいにしておきましょう。
瞑想のアナライズをするよりも、 まず、実際に行ってみてくださいね。 私たちの精神世界には、科学の分析以上の不思議な、それは深い目に見えない多くのことを実際に感じ取ることができます。
なんだかわからないけど・・気持ちが落ち着く。
なんだかわからないけど・・自分自身の中に入れた。
なんとなくだけど・・・・何かを感じた。
それでいいのですよ。
忙しくしている毎日、でも少しだけでも瞑想できる時間を作ってみてくださいね。